*収穫と保存*

ハーブを摘み取るときのいい香り♪癒されますよね。
ハーブのとりこになってしまう訳は、育てる楽しみ以外に収穫したものを食べたり、飲んだり、香りを楽しんだりと、他の植物にはない楽しみがあるからだと思います。私もその一人です(^_^)
でも実際にハーブを育ててみると、いつ頃収穫したらいいのか、分からなかったりします。

収穫の時期は、ハーブの種類や使う目的によって多少違ってきます。


*花を咲かせないで利用するハーブ*

バジル、ミント、レモンバーム、チャイブ、イタリアンパセリ、チャービルなどのハーブは、花を咲かせると葉がかたくなってしまいます。長く収穫を楽しみたい場合は、花芽を摘み取りましょう。
花も楽しみたい時もありますよね。そんな時は、葉を利用するハーブとは別に育てるといいですね。

ハーブは新鮮はほうが香りや栄養にも優れています。フレッシュで使うときは、調理する直前に、その日に利用する分だけ収穫しましょう。
イタリアンパセリやチャービルなどは外側の古い葉から摘み取るといいです。
苗があまり小さいうちに摘み取ってばかりいると、生長を妨げてしまいます。若い芽の発育が旺盛になるまでは、間引きや摘心した葉を少量利用する程度にとどめましょう。


*花を利用するとき*

ハーブの花をティーやサラダなどの食用に利用するときやドライフラワーにするときは、咲き始めた頃がちょうど収穫の時期になります。
カモミール、マロウ、ボリジなどは、一花ずつ花首の近くで摘み取ります。
ラベンダーのように穂状の花が咲くものは、全部が咲いてからではなく、数花咲いたら刈り取ります。


*種を利用するとき*

種を収穫したいときは、褐色になり始めたころに茎ごと切って、茎を逆さにして袋に入れ、種をふるい落とすか、そのまま熟すまで吊るしておきます。
通気を良くするために袋には数か所穴を開けておきましょう。


*種から利用するハーブ*

キャラウェイ、コリアンダー、ナスタチウム、フェンネル、ディル、アニスなど



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